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ダスキンサービスマスターの「ゾーン別クリーニングシステム」は、施設を各ゾーンに分け、それぞれのゾーンごとに使用する資器材を色分けすることで、資器材の兼用でおこる微生物汚染の伝播・拡散を防ぎます。さらに、各ゾーンに合った正しい清掃サービスで、感染予防の徹底を図ります。
診察室、ナースステーション、X線室といった、医療スタッフの方や患者さんがひんぱんに出入りするこのゾーンでは、動線の流れをふまえた適切な清掃サービスを行います。また、診察室、X線室では、普通のモップが入り込めない機器の下などの汚れも、専用の資器材でとり除きます。ナースステーションでは、これまで拭かれることのなかった壁面の幅木など、垂直の面の汚れてもていねいに除去。きめ細かな作業を日々、繰り返します。
患者さんやお見舞いに訪れた方が集まる待合ホールや休憩室のあるこのゾーンでは、日和見感染の予防をポイントに、的確な清掃サービスを実施します。とくに、医療施設に潜在するホコリや細菌の80%以上が、床に付着しているといわれているだけに、床面の清掃は、すみずみにまでこだわって作業します。また、浴室は、患者さんやお年よりの肌が直接触れる場所。細菌が繁殖する皮脂の汚れや石けんカスひとつ残さず、清潔に仕上げます。
処置室、汚物処理室、感染病室のあるこのゾーンでは、微生物による汚染が他のゾーンに広がらないように、細心の注意をはらいながら作業を進めます。例えば、床に付着した血液は、ウィルス等未同定のため、拡散マークと考え、すみやかにとり除くなど、その時々の汚染の状況に的確に対応しながら清掃サービスを実施します。すべては「感染防止」から「感染予防」へと、一歩進めた積極的な考え方に基づくものです。
トイレに重点をおいたこのゾーンでは、日常実施されていない立体的な清掃サービスが大きな特長です。床や便器、洗面台の清掃はもちろん、壁などの垂直面もコーナーまで徹底的に拭き上げます。さらに、ホコリのたまりやすいドアの上の部分など、見えない部分にまで神経を行き届かせて作業します。「平面清掃」から「立体清掃」へ。感染予防の徹底を目指す、私たちのポリシーそのものです。